楽しみ方は自分次第

2002年7月27日
本日BBQ。
彼女の友達と、友達の友達・・・など広めの輪の中で
集まって20名ぐらい・・・なんて話を聞いていた。
トートバッグに折りたたみできる小さな椅子を2つ入れ、
いざ出発。


集合の駅で、見たことのある友達2名。
そのうち1名は以前会ったあと2年海外に行ってたはずで、
歯車も彼女も会うのは2年ぶり。
彼女に関連したことで、「○年ぶり」という言葉が使えるようになった。
二人の歴史ができていることを感じた、ちょっと嬉しい一瞬。


実際の会場はとある河川敷。
到着してまず目に入ったのは、
スポットライトを照らし、大きな音で音楽をガンガンかけて
100名はいるだろう・・・という巨大な集団。
「おいおい、周りの迷惑も考えようよ・・・」
そんなことを考えつつ、既に用意して待っているという
自分たちの行くべきところを探す。


彼女の友人が携帯で誰かに電話して場所確認。
迎えが来ることになったらしい。
そして、近づいてくる人は、
なんとその100名大騒ぎ集団の中からやってきた(^^;


あれ?ウチらもこの迷惑集団の一員になるの?(^^;
彼女もそれを知ってびっくり。
友達同士でこぢんまりの集まりかと思ってたのに・・・(^^;
こういう雰囲気、超超超超、超〜〜〜〜苦手(^^;
うるさい、うざい、うっとうしい。
この時点で二人してかなりヘコむ(笑)
結局、どこかのクラブなどが開催の商用BBQだった様子。
会費2,500円ナリ。


100名以上いるのにBBQの台はたった3台。
焼かれる肉・野菜は無法地帯もいいところ。
自分で食べたくて載せたキープ中のつもりの野菜も肉も、
次々に横から来た人にかすめとられてゆく(^^;
仕方ないので、頻繁に裏返す動作を行い、
「これは俺のだ!」としきりにアピール(笑)
そして、焼き上がりを待つと取られてしまうのため、
半生焼きでも食べれると判断したところで自分の皿へ。
なんてワイルドなBBQだ(^^;


やがて、焼きながら食べるのは無理と判断し、
ある程度焼けた肉と野菜を次々に自分の皿に溜め、
しばし離れたところに彼女と避難し、ゆっくり座って食べることに。
折りたたみ椅子持ってきて大正解。
この椅子を持ってきた自分の選択と、
野菜と肉をあの状況で獲得してきたことに満足し、
歯車の機嫌はかなり回復(笑)


ひとしきり食べたあと、彼女の友達に会いに輪の中へ戻る。
友達の旦那さんや彼氏などはほとんど初めて会う人たち。
でも今まで話に聞いていた人ばかりで、初対面でもちょっとだけ親近感。
相手も歯車のことは聞いてしっているため、お互い話もしやすい。
歯車にしては結構楽しめるBBQと会話になった(^^)


ちょっと疲れたと思ったら、少し離れた静かなところで
ひとり椅子を出して座り、ジュースを飲む。
人との接触に疲れたら、人に気を使わずに
自分があとで楽しめる元気を補給する時間を自分で作ればいい。
そんな行動。
彼女が近づいて「大丈夫?」と声をかけてくれる。
ちょっと涼しい河川敷にそよ風が吹く中座っている歯車は、
実は非常に気持ちいい。
最初はうるさいと思った大きな音の音楽も、
何故かそれほど耳障りではない気がしてきている。
だから、「自分なりに楽しんでるから全然大丈夫!」
笑顔で返すことが自然にできた。


この河川敷に到着したときは、
彼女はきっと後悔していたのではないか・・・と思う。
こういう雰囲気は歯車が一番嫌いな中のひとつ。
歯車も「うわ、来なきゃ良かったかも」と思ったのは事実。


でも、自分のペースに合わせた楽しみ方をすれば、
こんな合わない雰囲気も楽しむことができる。
自分としてもちょっとした発見だった。


「一緒に行ってよかった」と言わせることはできなかったけど、
「一緒に行かなきゃよかった」という雰囲気にはほど遠く。
帰りの電車も、彼女の友達数名と楽しく話ながら、
途中駅で別れるまで笑顔が絶えなかった。


最初はどうなるか・・・と思ったけれど、
なんだか楽しくて発見のある有意義なBBQとなりました。

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