わすれもの

2004年1月5日
もう時期はずれとなった去年のクリスマスのお話。


フライングして用意したおいたクリスマスプレゼント。
無事クリスマスまでそのままキープ。
クリスマスはイブより少し前の日にフランス料理で決定。
仕事帰りに食事に行く予定。


当日、お店から届いていたカードを忘れないように持って、
「よし、今日は豪華ディナーだ!」と気合いを入れて出発。
ディナー関連の忘れ物がないようによ〜〜く注意。


仕事も終わり、夕方早めに出発。
そのとき彼女の手には紙袋。
歯車へのプレゼントなのは明白。
そこでハタと気づく。
「ん?んんっ??俺はプレゼント家に置いたままだ!!!」


目の前真っ暗。


今更繕っても仕方ないので正直に白状すると、
「おいおい。信じられませ〜ん」という反応。
自分でも信じられないので言い返す言葉なし。
彼女は「貸し」ができたと思ったらしく、
意地悪い突っ込みをしまくって楽しそう。
自分のマヌケさは自分が一番解ってるからもう言うな〜(悲)


どんよりしても仕方ないので、
表面上は気分を変えてとにかくレストランで食事。
(でも気分はどんより)


食べ終わったところで、彼女が持っていた紙袋が渡された。
カードを見ると、
「今年も一緒にクリスマスが過ごせたね。
 やっぱ私は○○(歯車のこと)じゃないとダメなんだよね〜」
といった内容のメッセージ。
普段こんな気の利いたこと全く言わないクセに・・・
なぜこのタイミングでこのメッセージなんだ(^^;


そしてプレゼント・・・手編みマフラー。
数年前に編んでくれたのを毎年愛用しているのを見て
いい加減くたびれてるから新しいの・・・ということらしい。
一緒に住んでいながら編んでいることにまったく気付かなかった。


最高に嬉しい気分と自分への罪悪感と・・・ヒジョーに複雑な心境。
そんな歯車を見て大喜びの彼女。
ちと意地が悪すぎんじゃない?
・・・と思っても悪いのは自分だし・・・


その後、自宅の最寄り駅近くでちょっと雰囲気のある居酒屋へ寄り、
彼女をお店に置いて急いでプレゼントを取りに帰宅。
カードを書きたくても、もうどこにも売ってないので断念。
とんぼ返りで居酒屋に行きプレゼントを・・・


ずっと前に自分で選んだものを久々に見て喜ぶ彼女。
「気にしなくていいよ〜」とニヤけて言われてもさぁ。。。
とっても対等な立場という気分じゃないし・・・(^^;


自分を納得させられないのとお詫びの意味を込めて、
イブの日にもうひとつ自分でプレゼントを選んであげました(^^;


一生忘れないであろう想い出深いクリスマスにはなったけど・・・
もっと違う形の想い出深さが良かったです(^^;

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