寝坊　のち　タナボタ

帰国の前日。
ホテルの部屋から彼女にメールを書いたりネットでニュースを見たり。
翌朝のフライトが朝8時頃のため、
ホテルには朝5：30にピックアップの車を頼み、
そのまま午前0時頃就寝。
もちろんホテルの目さまし時計はシャワーや支度を見越して
朝の4：45にセット。

翌朝。
目覚ましではなく自分の意識で起床。
よほど早く目覚めたか？と思って時計を見たら
時間は午前5：45。

ん〜…………………（まだ把握できてない）
ん？？？？？？？？（何かが違うような気がする）
えぇぇぇ！！！！！！（現実を把握）

既にピックアップの車が来る時間過ぎてる！！！
着てるものもまだパジャマ用のTシャツにスウェット。
ホテルのふかふか枕で寝たため髪ボサボサ。
帰りの支度は夜のうちにセキュリティボックスから財布やパスポートを出しただけ。

ヤ・バ・イ！

そんな時でも頭だけは冷静に働いたりして。
・飛行機は8時過ぎ。
・今はまだ5：45。
・空港までたぶん車で30分。
・であれば、乗り遅れることはたぶんなかろう。
・それより焦って忘れ物なんてそれこそシャレにならん。
・余計なことはせずに帰り支度を最優先でいこう。

結局シャワーは断念。
ボサボサの髪（といっても短髪）はハードジェルで固めて誤魔化す。
自分が使ったものを確認しながら急ぎつつ丁寧に帰り支度。
特に仕事用のPC関連は念入りに。

10分ですべて済ませ、
ロビーでチェックアウトして、
無事に6時ちょっと過ぎに車に乗って飛行機に間に合いました。

空港は今まで行った中で一番「面倒」でした。
初めて使う出発ターミナルで勝手がわからず立ち往生。
職員の人に声掛けられても、英語なんだけど何言ってるかかなり解らず。

職員「チキン？チキン？」
歯車「（は？鶏肉持ってるとダメとかあるの？）What do you mean by "Chicken"?」
職員「チェキ・ィン？（ゆっくり）」
歯車「おぉ！”チェックイン”か！そうそう。そうだよ」
職員「□△☆＄％＃＆＋＊（何言ったかまったく不明）」
歯車「？？？パードン？」
職員「エアライン」
歯車「おー！おー！ノースウエスト」
職員「OK. Go straight and you will see the entrance」
歯車「ども〜」
万事この調子。

久々に全然通じない英語のやりとりばかりでつかれた〜
これで次回以降はもうちょっと勝手がわかった対応ができるかな。
何事も経験してお勉強です（笑）

そして、更に面倒なのがセキュリティチェック。
ゲートに着くまでに荷物チェック＋金属チェックが4回ぐらい。多すぎ。
あと「ベルトも外せ」ってのは初体験だったかなぁ。
結局セキュリティチェックに時間がかかり、
ゲートに着いたときにはすでにみなさん飛行機乗りはじめてました。

そんな中でラッキーだったこと。
いつもオンライン端末でのチェックインをしてしまううえ、
預ける荷物を持って歩くことはほぼ皆無なので、
空港の飛行機会社のカウンターには行きません。

ただ、今回は出国するのに何か書類を書かないといけないらしくて
その用紙をもらうためにカウンターにも並びました。
順番が来てカウンターにチケットを出すと、
「席変えるね」と勝手に処理を始める職員さん。

実は前日ネット経由で足が伸ばせる非常口横の席に予約変更をしていた歯車。
（NWAはマイル会員になるとそういうのができる仕組みになってます）
せっかく好みの席確保したのにそれはないだろう、をいをい・・・と思い、
「なんで変えなきゃいけないの？」とちょっと不機嫌に聞いてみると、
「ビジネスにアップグレードしてあげるよ」

あらま、こりゃラッキー！　超タナボタ。
それなら当然文句なんてありませんです。はい。
おかげで、人生二度目のビジネスクラスでゆったり帰ってきました。
（1回目も今回同様にその日に空いていたビジネスに変えてくれて体験）

泊まったホテルは会社の契約で安くなるとかで
全室スイートになっている結構良いホテルでした。
キッチンとかも部屋にあったし。
帰りがけに、嫁さんを連れてきた場合に同じ部屋なら値段一緒？と聞くと
会社経由で予約されてる限りは一緒ですよ……と。

たぶん今後も頻繁に行く機会がでてきそうなので、
彼女をそのうち一緒につれて、一緒に来てもいいかな。
飛行機代だけでホテル実質無料ならかなりお安く行かれるし。
もしかするとそんな環境が今後はつくれそうで、
ちょっと楽しみが増えました。