歯車と同じ駅でたまたま同じドアの前に並んだ女性がいました。
たぶんOLさん。まだ20代前半という感じ。

電車が来て乗ると、そのドアの内側には女性の彼氏が先に乗ってました。
この時間の電車のこのドアのところ・・・という待ち合わせをして
いつも通勤しているのでしょうね、きっと。
なんか青春だ〜って思っちゃいました(笑)

会えた〜!という感じでとても幸せそうにお喋りをしていましたが、
それから駅を4つほど進んだところで
「バイバイ」と彼氏ひとりが先に電車を降りていきました。
彼女ちょっと寂しそう。

約7分間程の朝デート。
ちょっとの時間でも会いたいって気持ちがでてますね。
初々しくて微笑ましく拝見いたしました。

彼女はそのまま2つ先の駅まで乗って歯車と一緒の駅で降りました。
乗る駅も降りる駅も歯車と一緒。
彼氏が歯車と同じならもうちょっと長く朝デートできたのにね(笑)
 
 
それを見て、ちょっとだけ彼女との想い出を回想しました。
婚約して一緒に住み始めるまでの約1年間ぐらいの間、
歯車の通勤は、
 実家(5:30頃出発) → 彼女のアパート(6:30頃〜8:00頃) → 会社(9時)
という経路でした。
それで帰りも終電近くまで公園散歩とかしてましたから、よく体が続いたな・・・と。
我ながらど根性。
実は3つの場所の位置関係は三角形で、通勤としてはすごい遠回り。
使う必要のないバスに電車を使うので、お金も余分にかかりまくりでしたが、
朝彼女の部屋でデートするためなら全然苦じゃなかったです。
懐かしいな〜。

アパートに着くと、最初の頃はドアをノックして開けてもらってました。
そのうち、まだ寝てたい時間にカギを開けるのがイヤになったらしく、
合いカギを作って歯車にプレゼントしてくれました。

「いつでも部屋に来ていいよ」と言われてるような気がして
そのときは舞い上がりました、はい。よく憶えてます。
今でもまだちゃんと持ってます。ピンク色の合い鍵。

でも、彼女としては、安上がりに自分が楽できる方法を実行しただけで
それ以上の意味(歯車を喜ばそうとか)は全然なかったんでしょうね。
たぶんね。
彼女をよく知った今なら、残念ながらこれが正解だろうと確信できます。
朝の6:30に起きる彼女の姿がいかに奇跡的か
今ならよ〜くわかりますから(笑)

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